minamoユーザーインタビュー
丸山治療院カルム Calme
代表 丸山真樹さん
360度裏表なし、間違いがない靴下。
Q:丸山さんにはminamoの開発段階からヒアリングをさせていただいていました。本当にありがとうございます。完成品の履き心地はどうですか?
丸山:視覚障がいをもつ私からすると、「裏表がなくて360度どこの向きから履いても良い靴下!?すごい!」って感動しましたね。かかとも縫い目に合わせる必要がなくてスッと履けます。生地も柔らかくて肌になじむし、締めつけも少ない。女性は足がむくむと食い込みがちですよね? 履きやすいし履き心地も良いのでストレスがかなり軽減して、家の中でも豊かな気持ちになれています。
時間の余裕が生まれ、心もスッとラクに。
Q:履き心地以外で、生活がポジティブに変化したことはありましたか?
丸山:裏表がないので気にせず脱いで洗濯機に入れて洗えることですね。あと、干す時も収納する時も「対(つい)」にする必要がないのですごく気持ちの面もスッとラクになりました。今までは目を使わない分、頭を使わないといけなかったのでそういった気を張る時間が短くなったので。うちの家は4人家族なので洗濯した後は靴下が大量になるんです。以前は「あれ?片方の靴下が見つからない!」と30分くらい探すこともありましたから。
minamoはグレーをベースとした4色でデザイン。裏返すと色が反転。どの組み合わせでも違和感がない。
足元の恥ずかしさが解消され、自信が持てた。
丸山:あと、私は仕事でお客様の家に行くことも多いんです。その時に「靴下の組み合わせが違うよ」と指摘されて、ものすごく恥ずかしい思いをすることがありました。それもminamoのおかげで解決しました。
Q:丸山さんには、minamoの試作品も履いていただいていましたよね。
丸山:昨年、試作品を初めて履いた時に「これ、いつ発売するの!?」と感動してました。田村さんが靴下の工場の方と何度もやりとりして大変そうなのも知ってたし・・・。「たかがくつ下」と言われるかもしれないけど、目が見えない人からすると「されどくつ下」なんです。minamoがあることで靴下を履くことに関して自立できました。障がいをもっている人にとって、みんなができることを同じようにできることや、自信をもてるって大切なんです。
障がいのあるなしに関わらず、みんなにとって価値ある靴下。
Q:最後に、minamoがどんな人に届いたら良いなと思いますか?
丸山:開発段階から日頃の不便や意見を聞いてもらえて完成したminamoが、みんなにとって価値あるものになったのがとても嬉しいです。視覚障がいをもつ人だけではなく、視力が低い人や高齢者にとっても履きやすいですよ。必要な人に届くと良いですね!